社会人になってすっかりヲタがぶり返した管理人が、日々の話題をヲタっぽく語るブログ
すみません、感想途中で終わって放置しとった。
その間に貸してた化猫DVDが戻ってきたのでまた見てしまいました。 あああやっぱり何回見ても面白いなあああ。これってすごいことですよね。映像に含まれた要素が多すぎて1回じゃ把握しきれないんですもの!! というわけで今回は気になったところを重点的に書いていこうと思います。
ではでは、何回見ても気になるポイントを挙げていきます。
*さとも犠牲者だったのか?* 1回目見た時はまったく気づかなかったのですが、他の感想サイトさんを見るに 「さともたまきと同じようにあの屋敷で手篭めにされた」 ようなのです。 で、3~4回目くらいから注意して見るようにしてみました。 まず、化猫が屋敷に入って薬売りが「奥へー!!」と珍しく必死の形相で叫んだ後あたりで、恐怖にぼろぼろ泣いているさとの肩を伊國が足蹴にしています。 そこで加世は「さとさん…」と信じられないものを見るような目で見るのですが、ここ、最初さとがあんなに取り乱して泣いていることにびびったのだと思いきや、もしかして伊國に足蹴にされても何も言えないような立場であることを目の当たりにしたからなんですかね? 考えすぎですかね? そして中盤でさとが崩壊しだしたあたり(薬売りが化猫を抑えきれず、手から血がぼとぼと垂れてきている所らへん)で、ほんの一瞬、1秒未満だと思うのですが、たまきとは異なる着物を着た女性が例の場所に閉じ込められているような映像が…。 さらに、さとが錯乱しつつ加世の首を締める所らへんでも、伊行と伊國の手が両側から自分(さと)に伸びているイメージが挿入されています。 でもって、たまきの回想シーンではご飯を持ってくるときに一瞬若い時のさとの顔が映ります。これまた最初は単純に「たまきが生きていた時はまだこんな綺麗な顔をしていたのかな」と流していたのですが、これももしかして、檻の中に入っていたさとの映像ですかね? ここはよく分からないです… 台詞でも、崩壊後は「あんたたち男が悪い」「ひどいひどい…ひどい話よ」「何でも言うことを聞くと思って」(うろ覚えですが)的な呪詛を投げ続けているのは、自分もたまきと同じような目に遭わされた恨みが表に出てきた? それを踏まえてさとの行動を追っていくと、余計深い。たまきに対しては憐憫の情もみせず冷たい言葉しかかけていないし。自分だけが貶められるのは嫌だってことでしょうか。 加世に対しては、普段あのような厳しい態度を取っていながら「そんな目であたしを馬鹿にして!」。坂井の男どもにこき使われているのに逆らえない自分を卑下していたのかなー。 ちなみに水江はさとがそんな目に遭ったのを知っているのでしょうか。たまきのことを知ってたってことは当然あの檻の存在も知ってた(行きはしなかったでしょうが)ってことですよね。怖えーな。 さらに水江自身、婚姻の席かなんかで、夫の伊顕の目前で自分の義父である伊行に味見されていますからね。どんだけですか伊行。しかし伊顕が何も抗議しないというのは、夫のものは父親のものというのがまかり通っている世界観なんでしょうか? *なんで剣が抜けたのか?* 小田島様の「頼む、頼む、たのむううう」で、形と真と理が揃わないと抜けない剣がなぜか抜けたんですが… その後当然それらが揃ってないのでトキハナツできず、化猫の中にドボンしちゃう薬売り。 ほんとなんで剣が抜けたんだろう。薬売りは「小田島様の頼みとあっちゃあ」って言ってますが、頼みで抜けるなら警察いらん! そこで推測。 1.退魔の剣は(トキハナツできるかどうかはともかく)空気が読める 2.退魔の剣は(トキハナツできるかどうかはともかく)薬売りの体力ゲージがレッドゾーンになると自動で抜ける 3.形と真と理が揃わないと抜けないと薬売りが思い込んでいた(トキハナツためには揃う必要あるけど) うーん…どれも駄目かしら…。 そもそもそんな親しくなっていないにもかかわらず「小田島様の…」と言えるほど信頼していたのか薬売り。 好意的に解釈すると、薬売りのことを怪しんでおり、まったく薬売りの力を信じていなかった小田島が必死で薬売りを呼んでいる→今相当やばいんじゃね? みたいな感じでしょうか。加世ちゃんは最初から薬売りのことを信じてましたからね。 あの「小田島(略)」のシーン、相当好きです。なんか薬売り魔女っ子みたいだし。脚そろえて宙に浮いてるし。手は天を指差してるし。乙女チックな必殺技出せそう。 では続いてわたくしの好きなシーンというかキャラ。 *ぎゃあああわあわあな水江* 水江役の声優さんに惚れました。なんでこんな狂気じみた泣き声出せるんだろう? 目覚めた時の穏やかな「あなた…」の声と、ふと真央に目をやってその顔に布がかけられているのを見た後の泣き顔と嗚咽の落差。もうすごすぎます。悲しそうなんだけど、鳥肌が立つっていうか。 水江の嗚咽で塩の線が消えていく(これは化猫パワーで消えているのか嗚咽に込められた念で消えているのか…私はずっと後者だと思って見ていました)ところとか、ほんとぞっとします。その後の「奥へー!!」での叫びっぷりもものすごく、障子を爪でガチガチするところとか私が叫びたいわ!! *奥へー!! な薬売り* さっきから奥へー!! ばっかり言っててすみません。だって必死なんだもん、薬売りが。 モノノ怪以降は決して見られないこの必死さ。端正なお顔にシワがよりまくってます。八重歯出まくってます。だがそれがいい。 むしろモノノ怪の余裕げな薬売りだったら化猫の怨念の前にのたれ死んでたと思います。 *塩でも食らえー!! な加世ちゃん* 加世ちゃんものすごいかわいいです。薬売りの薬箱を誰に言われるでもなく担いで運んでいた(すごく重そうなんですが…)のもすばらしい機転です。あとで薬売りに褒めてもらうがよかろう。 そして砲丸投げの如く回転しながら塩の壷(すごく重そうなんですが…)を放り投げた加世ちゃん。ものすごく機転が利きます。あとで薬売りに(r 伊國にひどいことされるたまきを見せられて号泣しているのがかわいそうだったなあ… *一緒に行こうな小田島様* 小田島様は小田島様としか呼べないくらい小田島様です。(あほの文章か) いやー一番常識人だし薬売りの得体の知れない力を見ても怯まないしすごいね!! ほんで遺体のある場所に行きたくない加世ちゃんにさりげなくついて行ってあげたり(薬売りが塩を取りに行ってあげる時だけ加世ちゃんが頬を赤らめていたのが世知辛い所だが…) なんか小田島様の前だと思いっきり薬売りがべらんめぇになって面白い。これって心を開いてるってことなのかな? それで「小田島様の…」につながるのかしら。 こういうドロドロした話だと、小田島様みたいな真っ直ぐな人がいることでかなり気が休まります。オアシス。 そういえば4回目見てようやく、ハイパーが「許せ」って言って化猫斬ったことを認識してじーんとしました。 なんかここで2人はやっぱ同一人物なのかなあ、と思った次第です。 PR 2007/11/04(Sun) 01:52:52
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