3連休のうち2日間はずっと寝てたよ。ほんと干物にも程があると思わないかい? しかも日曜日なんか、朝の5時ごろまで起きててそっから寝て7時50分に起きて8時からキバ見て8時半に再び眠りについたという…規則正しいのか正しくないのかどっちっていう!! で、月曜日くらいは外出すべしということで上野のナスカ展に行ってきましたよー。2006年に一回開催してあまりにも人気で今回アンコールだそうです。しかしナスカにそんな人気を集める要素があるとは露知らず。同じ上野公園でやってたルーブル展の方がよっぽど混むかなと思ったんですけど、行ったら50分待ちとか!! 野口英世像の周りが行列でぐるっとなってましたよ。びっくりしました。 で、展示内容ですが、AD0~AD300年くらいの土器やら織物が主なわけですよ。それなのにですね、去年とか今年に彩色したんちゃうん? っていうくらいに鮮やかなんですよ! もう、古代の遺物には全く見えない。しかも、彼らの絵やデザインがなんというかマンガチックというか…目がはっきりしてて、線が太くて、色が派手で、鳥型の神様とか猫型の神様とかそういうのがいっぱい出てくるので子供の絵みたいなんですよ。 ただ、先ほど子供の絵と書きましたが、そのようなタッチでがんがん人の生首とかのモチーフが描かれててそのギャップが怖いです。神様に捧げられている生首さんも子供が描いたような無表情な顔でさー。男性が2人のんきな顔で描かれてるので仲間かと思いきや「武器を持っていない方の人間はこれから殺される捕虜のようです。」とか解説に書いてんの。思わずもう一回絵を見返してしまった。…悲壮感が絵から感じられないのが逆にこわい!!! そうそう、最近開梱したという子供のミイラの実物が置いてありました。ナスカでは極端な乾燥のため、エジプトみたいに特別な処置をしなくても自然とミイラになってしまうそうです。さらに、この子(享年6歳)は寒い時期に埋葬されたため、良い条件が重なって内臓もぺらぺらにならず、そのままの形を保っているそうなんです!! さすがに中身まで開けないのでCTスキャン画像が展示されていましたが、普通のミイラを想像してもらうと内臓って収縮しまくりじゃないですか? それが肝臓とかそのまんまなんです! 一言で言うとフリーズドライ状態? 巻き毛な髪の毛も普通に残ってました。うおおー。 で、ナスカといえば地上絵ですが、地上絵のことについては終盤バーチャルシアターみたいなゾーンがあって、そこでナスカの上空を実際に飛んでいるかのような映像が見られます。全部CGですがかなり精巧でした。これプロペラ機で実際回るとか…絶対死ぬやろ… 結局待ち時間合わせて3時間くらいいたかな。展示物めちゃくちゃ多かったし、見どころいっぱいでした~。24日までだそうです。だから混んでたのかな。 PR 2008/02/12(Tue) 16:05:36
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