この前の日~月で高校の時の友達と福井・石川カニの旅に行ってきましたよ~。
しかし東京から福井ってものっそい遠いな~!! おかげで自由時間が少なかったのが心残りですが時間と反比例して色々と濃かった。
でも全部書くと長すぎるのでとりあえずひっさしぶりに乗った飛行機のこと書きます。後のことはまた後で書く。
私飛行機めちゃめちゃ苦手なんですよ。旅行前数日は知恵袋とか教えて!gooで飛行機恐怖症の質問ばっかり検索してたくらい。何で飛行機で行くねん? って感じですが、2年か3年ぶりで恐怖心が麻痺していたことと、新幹線より安く行けたことが私の目をくらませたのだ。
そしたらさー日曜おもいっきり春一番でさ!! 関東は前夜窓がみしみしいって恐怖で起きるくらい暴風だし、小松は吹雪だし。もうむしろ欠航してもらって代金返してもらって新幹線で行きたい!! と必死に願っていました。
そしたら、空港で「雪のため引き返す可能性があります」とか案内ボードに書いてるっていう!!! 欠航よりたち悪い…引き返したらもう旅行やめようかな…と思ったわけでした。だって行きだけで恐怖を味わうのに引き返し時にさらに恐怖倍増なわけでしょ…。
あっちなみに初めてWebチェックインとか携帯ピッてやって搭乗とかやってみました! なんかハイテクな気分~。まったく恐怖を緩和するまでには至らなかったが。
そして搭乗したわけですが、皆どうしてそんな平然としていられるの? っていうくらい和やかな雰囲気でした(当たり前)。自分ひとりだけ明らかに様子がおかしかったと思う。でもー、隣に座ったのがちょっと年下くらいの女の子(かわいい)で。Webチェックインのときに適当な席を選んだけど前とか後ろにしてたらおじさんだったからラッキーとか思ってたら、どうやらその子も緊張してるっぽい…? もしやお仲間ですか!?
でもいきなり「怖いんですよー」って話しかけるのもあれだし…と黙ってもじもじしてたら、上昇中に一瞬がくっと無重力になって2人だけが「ひっ!!!」てなったwその瞬間友情が芽生えたwww
その後はお互い「今手汗めっちゃ出てます!」とか「わー富士山きれいですねー!!(明らかに恐怖を紛らわせるため)」とか必死でした。その子一番窓際だったけど、「窓際にしなきゃよかった…」って後悔してた。
でも、途中快晴だったから富士山が上空からくっきり見えてめちゃめちゃめちゃきれいでした!! あとその隣の南アルプス(多分)の山々!! ありえないー。きれい過ぎる。左側の座席にして良かった。しかしながら「今一瞬後に墜落を始めたらこの景色は冥土の土産なんやろな…」ってずーっと思いながら見てたから心から感動できたかといわれると微妙…。ほんと自分のこの怖がりどうにかしてほしい。
そしてついに段々降下が始まり、耳はめちゃ痛いわ(なんか左耳だけ気圧に弱い)雪雲を通るからがたがた揺れるわで吐きそうになっていました。怖がっていた隣の子にも心配されるくらい。でも大人だから吐かなかったよ。
何とか墜落もせず小松空港に到着した時にはすでにふらふらでした。そのおかげで隣の子とあまり挨拶できず「着いて良かったですね…」とだけ言って別れてしまいました。でもほんとに怖かったので同士がいて助かりましたー。その時の子ありがとう。
帰りも飛行機だったので、月曜昼過ぎからすでにブルーになっていましたが、帰りは風があまりなかったので揺れませんでした! やっぱり怖いことには変わりなかったけど!
あまりにも怖いので、座席前のモニターで常に航路と高度と目的地までの距離を監視していたくらい…。で、それ見てたら行きとコースが違う? なんか行きは真ん中突っ切って羽田から小松に向かっていたのに、帰り岐阜とか通って名古屋方面まで抜けてません?? 後から調べたらそういうもんみたいですが(風向きとかの都合上かな?)その時はまじでびびって、操縦不能になったからコース外れたのかと思いました…。誰も騒がないから黙ってたけど…。
あっでも、行きよりはほんの少し余裕が出たので窓の外を結構見ることができました(もちろん「冥土の土産かも…」って思いながらだけど)。
もー、街の夜景きれいすぎ!! 空の宝石箱やー(ふるい)この前科学博物館で見た霧箱を思い出しました。真っ暗な中できらきらしてるんですよー。愛知あたりがもうものすごいきれいだった。あと川崎とかかな。羽田に着く前も、海に船がいっぱい出ててわーって見てました。旋回めちゃくちゃこわかったけど!! 旋回するたびに「失敗したら…」って思う私はいいかげんパイロットに対しての信頼が足りないと思う。でも理屈じゃなくてフィーリングなので…。パイロットさんすみません。
なんか家に帰った後も、よく自分生きて帰れたなって思って次の日も飛行機事故とかの情報調べたりしてた。明らかに変です。でも怖いもんはしゃあない。
あっでも、ANAかなんかのサイトで機長のコラムみたいなのを読んでると、なんか自信というかプライドが感じられて「こういう人たちが操縦してるなら飛行機怖くないかも?」って思えてきました。もーこれ読んでから飛行機乗ればよかったよー。
しばらく飛行機はいりませんが次回万が一乗る時はそういうの読んで心を落ち着けてから乗ろう…。
ちなみに今回、友達とじゃなくて一人で乗ったことが敗因だったと思います。友達は関西方面からだからサンダーバードで来て、東京方面の私一人で飛行機乗ったから。なんか知らない人たちの中で死ぬのが嫌なのではという分析。前友達と台湾行ったときこれほど怖がらなかったもんなー。
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