よしっ! なんか友達に更新頻度が低すぎるって怒られちゃったから旅の思い出は一気に書くぞ!
というわけでその2、福井篇~。
えとまあ飛行機で瀕死になりつつ芦原温泉という駅までやってきたわけですが、ほんとは友達二人は先に着いてるはずだったのね。それが強風のため遅れまくりんぐで(1時間も!)結局私の方が到着早かった。
さらに予定では14時に宿にチェックインして、それから東尋坊で夕日を見よう! ってことになってたんですが、私がもうグロッキーすぎたのと雪というかあられのようなものがどばどば降ってきたのと仲居さんが夜ご飯6時をめっちゃ勧めてきたので(ていうかさ~ご飯は6時からですが何時にします? って言っといて「じゃあ7時」って答えたら「えー!!」とか驚いてた…普通は6時にしますけどーとか言って…じゃあ聞くなよ)宿から一歩も出ずまったりしてました。
そこの宿は皇室御用達らしく、たしかにクラス感あふれてました! 中庭もめっちゃ広いし!! しかも部屋から直接中庭に出られたので、さっむい中下駄で(タイツを脱がないと履けない)中庭散策とかしてたけど他にお客さんをあまり見なかったような…さすが日曜泊はあんまおらんな。
そして夕食のカニですよー。我らのプランは「水かにプラン」。福井の地元っ子が食べる「水かに」(脱皮した翌年のカニ。成長したカニより水っぽいけど、肉が殻から外れやすく味もあっさり)が一人20本もついたやつだったんですよー。
ていうかしばらくカニいいわってくらい食べた…。もうめっちゃ美味しかった! 日ごろからカニなんて高級食材を食べなれてないので、普通のカニと全く違いが分からない。ていうかあれ間違えて普通のカニ出したんじゃね? ってちょっと思ってます。そんなわけないか。普通のカニは肉が外れにくいんですかね?(それさえ覚えてない…)だとしたら確かにつるつるきれいに取れたから水かにには間違いないかも。あんなにきれいに取れるとちょっと感動。
しかし20本って数字で見るとそうでもないけどめっちゃ量多かった。普通に胴部分が大量に残った(皆足から食べるから)そしたらお膳を下げに来た例の仲居さんが「あーもったいないからこれ部屋に置いときましょかー」って残りのカニを皿に盛って、あとおひつごとご飯を応接セットの机んとこ置いてくれたwwどんだけうちら食べると思われてんのwwwでもカニは結局夜中喋りながら友達が一人で食べた。
温泉はまあいたって普通っていうか私今回温泉が目的じゃないからどうでもよかったです。でも一応しょっぱかったからそういう成分の温泉に違いない。ていうか温泉ってなんであんな熱いんかなー。私ぬっるいのに永遠に浸かっていたいタイプなんですけど。そういう願望かなえてくれる温泉ないかなあー。
夜はひたすら喋りまくってた。その日めっちゃ疲れてたから眠かったにもかかわらず、2時ごろまで喋ってたかも。ていうか高校卒業して10年近くもたつと当時のことが段々思い出せなくなるんですねー。部活の先輩の名前とか、かなり忘却の彼方だったし。
次の日はめっちゃ快晴で、昨日中庭にちょっと積もってた雪も解けてしまいました。で、行けなかった東尋坊に行こう! ってなったのはいいんですけど、10時に宿を出発し、駅に10分くらいで着いて、バスが40分。ちなみに1時間に1本です。どんだけー。というわけで待ってたら、変なおじさん(おじいさん?)が登場。なんか漁師みたいな。うちらを見つけると、「あげる」とか言ってミルク飴くれた!! しかも2個ずつwwwうちら普通に受け取ってありがとーとか言ってたらおじさんは駅のロータリーの向こうにてくてく帰っていってしまいました。
ほんだらまた来て別の飴くれたwwwwwなんだこやつwww多分観光客と喋るのが好きな自由人なんだと思われる。
そしてようやくバスが来たので乗り込みました。おじさん乗ってきたらどうしようかと思ったけど多分駅前で飴を配るのが重要らしく乗ってこなかった。
東尋坊は思ってたより活気があった! そして風強いし絶壁で結構怖かった! でも水平線がほぼ180度見えてて雄大な景色でしたなー。なんか周辺のみやげ物屋とか魚屋とかがやったら商売根性激しくて閉口したけど…。
で、バス停に一番近いお店で赤カレイの一夜干しが吊るしてあったんでうちの分と親の分買って帰りました。これ家帰って焼いて食べたら感動的においしかった…骨が多いため可食部が少なかったけどがんばって箸でよけました。
さあ、そして芦原温泉駅に戻ってきたら! 加賀温泉駅(次の目的地)までの各停が来るの40分待ち!!! 気が遠くなりそう、っていうかすでに時間押してきてるから超焦りまくり。だが我らには待つことしか出来ない。そんなとき先ほどの飴おじさんがリターン!! 電車の待合室(なんかホームのじゃなくて、売店とか併設してるような所)に颯爽と参上し、みたび飴をくれました。ていうか普通に食べた。「飴に罪はない」友達の格言。
で見てたら、飴おじさん他の待合客全員に飴を配り始めた。ドキドキしながら見守っていたが、何気に皆戸惑いつつももらってんのね。よかったねおじさん。東京だと多分よけられていたであろう。さらに旅行でテンション上がったらしき中年の人たちと話が盛り上がってた! やっぱこういうの好きで飴配ってんのかねー。
でようやく電車が来たので加賀温泉駅へ旅立ったのでした。とりあえずここまで。なんか疲れてきたからまた後ほど!
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