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社会人になってすっかりヲタがぶり返した管理人が、日々の話題をヲタっぽく語るブログ
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2025/04/29(Tue) 12:20:27
ついに双頭の悪魔読み終わったー!!
読者への挑戦、諦めちゃいました。てへっ
ていうか、ほんっまこの本書いたときのアリス天才ちゃうか!!?っていうほど面白かったです。
江神さんありえへんほどかっこいいしさぁ~。マリアが最後までモラトリアム娘のままやったんがちょっと残念ですが。

ああもう10月の新刊楽しみすぎる。ほんまに10年以上経ってアリスが青いレモンな青春物語を書けるのか!?「女王国の城」ってタイトルらしいです。皆普通に就職してたら泣く。(学生編ちゃうやん!)

というわけでネタバレはリンク先で。
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2007/09/11(Tue) 13:14:33

まあ毎回全然関係ない話題から入るんですが、いつも通勤の途中で渡る交差点の角に誰かが、といってもそこらへんのお店の人だと思うんですけど、バラを植えているわけです。
交通量の多い道路なので花の生育には適してなさそうなんです。
なのに、なんかずーっと咲いてる気がする…。少なくとも、8月の頭からはずっと咲いてる。多分7月の終わりにも咲いてた。バラって旬5月くらいだったと思ったんですが…不思議。造花かと思って根っこらへんを確認したけどちゃんと植木。
不思議すぎて初めて画像をUPしちゃいますた。と思ったらあれ?何か画像見えない…まあいいや。

で、双頭の悪魔です。前回孤島パズルがやや青春ミステリっぽい風味で肩透かし喰らったうえ、今回さらに京極並みの厚さかよ!とちょっと怖気づいていました。今回も読者への挑戦あるって聞いてたし!
しかし、何これ面白いやん!!孤島パズルより面白い!!っていうか火村シリーズより面白いような気がする!!(最近読んでないけど)
相変わらずマリアのモラトリアムお嬢さんっぷりにはうらやましいやら何やらで。
私も一週間くらい旅に出てぼけっとしてきたいとか言ったら口座にドンと金振り込んでくれる親が欲しいです。
しかしアリスも推理研のみんなもやさすいなあ。
孤島パズルではアリス、マリアなんか好きちゃうもーんみたいなこと地の文で言っていたが、今作は結構素直になってませんか?マリアもアリスに会いたがってて、かなり青春。
でもって江神さん!!!!!何この人かっこよすぎちゃうん!!!前作より確実にかっこいい!!前回のオダギリジョー説はちょっと撤回します。なんかそんな感じではない。もっと…もっと…(妄想スタート)

あ、で今のところ1つ目の読者への挑戦で止まってます。何故って!?今回こそは謎解きしたいからー!!というわけでそれまでの所何回も読み返しまくってます。ゆえに推理が導き出せるまで先に進めない。しかし進んだら進んだで2つ目の読者への挑戦でまた止まってしまう罠。
でもこれって漫然と読むより時間軸で表作ったりアリバイをまとめたりとかした方が分かりやすいよなー。マニアックですけどちょっとやってみる!!

ってそうそう、有栖川有栖、次の新刊とうとう学生編の新作らしいですよ!!!双頭の悪魔貸してくれた人にそれ教えたらかなりテンション上がってました。15年ぶりくらいらしい、学生編。私も双頭の悪魔でかなり学生編の良さが分かったので買うと思います。

2007/08/14(Tue) 09:05:11

金曜日1ヶ月ぶりに残りの親知らず抜いてきました。
今回は何か微妙に苦戦した。というか前回が奇跡のようにスポスポ抜けただけのようです。
上はまたしても30秒ほどで抜けたのですが、下がすんげー時間かかった。恐怖のあまり時間経過がスローになっていただけかもしれないんですけど、やったら引っ張ってもつかんでも抜けず、いつ「あーこりゃ無理だ。切開切開」とか先生が言い出すかとマジびびりで。
でも結局はバキっと抜けてよかったー。先生曰く「下の歯はちょっと抵抗されちゃったねえ」とのことでした。
しかし、やはり左右の歯といえど対称ではないのか、左の時とは違い、なんか穴に詰めた脱脂綿が舌の付け根に触ってかなりの嘔吐感をもよおし(大人なので頑張りましたが)会社に戻ってから速攻脱脂綿外した。
そしたら!!前回の抜歯時の脱脂綿と血の滲みっぷりが違うって言うか!!なんか書いてて痛いのでもうやめます。
とりあえず前回は土日もぴんぴんしていたが、今回はさすがに下の歯っていうか歯茎が微妙に痛い。さらに舌の左側の付け根に口内炎ができているという二重苦。それでも買い物行ったりしたけど。

さて本の感想ですが、会社の人に「なんか面白いミステリないっすかねー」って言ったら有栖川有栖を貸してくれたよ!実は私作家編?しか読んだことなかったのです。なんか学生編の若くてピュアなアリス(読む前の想像)っていうのにどうも抵抗を感じていたらしい。
しかし最近では結構何でもいいやーみたいな気分だったので、思い切って読んでみました。ミステリとしての完成度はこの学生編の方が高いというウワサもあるし。
ネタバレなしの全体的な感想ですが、なんていうか文章が若いね!!と思っていたら20代で書いた物(しかも会社勤めしながら)だそうです。これデビュー2作目なんですよね?まぁ私に偉そうなことを言えるアレでもないが会話文が微妙にこなれてない感じが…しかしそれも青春ぽさを出せていいのかも…
でも会話文で「にっこり笑って」なんて普通言うかなぁとか…あれミステリの感想になってない!?
まぁこの際だからミステリ以外の感想ばっかりで!!
ていうか江神さんかっこいいね!!かっこよすぎて、っていうか完璧すぎてなんか萌えるとかそういうのにはなりにくいんですけど。関西弁じゃなかったらどこの王子様じゃ!!ってなってた。(ごめん、私の中の江神さん確実にオシャレパーマ。オダギリジョー的な。うはwwますますかっこよすぎ)
火村は隙だらけなところが乙女のキュン心を掴んでいたのかと今更ながら認識。しかし本貸してくれた社員さん(男)は「俺はあの助教授より江神さんの方が好きだな!!」って熱弁していた。
ほんでマリアなんですけど。マリアかわいいんですけど、3人に片思いされてるってどんだけ!?って思った。しかもアリスが地の文でまで「マリアのことは別に好きちゃうけど」みたいなこと言ってるのは何なの?そこまで強調するってことはほんまに好きちゃうんか?(妹みたいな感じで)ほんまは好きやのに地の文で否定されたらそれこそ叙述トリックやんけ!!次「双頭の悪魔」が控えてるのに叙述トリックも考慮に入れて読まなあかんやん…。まぁ神の視点でなくアリスの一人称っていう時点ですでに客観性は失われている(故に叙述トリックの可能性ありな)んですけどね。
あ、あと死人が出た際のマリアの冷静ぶりにちょっと引いた。推理とか言ってる場合じゃないのでは!?というかそこがマリアの変わっているところなのか…?

2007/08/05(Sun) 19:51:24
【本を見ないで書いたあらすじ】
1950年代のイギリス。由緒ある屋敷ダーリントン・ホールの老執事スティーブンスは、屋敷に対して召使の人手が少なすぎることに危惧していた。昔は数多くの召使がここで働いていたが、前の主人が亡くなり、屋敷が新しい主人のものになった時にほとんどの召使が辞めていったのである。
そんな折、新しい主人に休暇をもらったスティーブンスは、結婚して屋敷を去っていった元同僚のメイド、ミス・ケントンに復帰してくれるよう相談すべく、彼女の嫁ぎ先までドライブ旅行を兼ねて出発する。
イギリスの素晴らしい風景と、農村の人々に触れながら、スティーブンスは屋敷が前の主人のもとで輝いていた時代のことを思い出していく。

【ネタバレなし感想】 ※ネタバレあり感想は下の方で
通勤時Onlyで読み進めていた「日の名残り」ですが、ようやく読み終えました。
うう…なんかズキズキする読後感だなあ。ボロボロ泣ける感動ものとはちょっと違って、読んだ後もしばらく「あの時ああしていればこうはならなかったのでは…」とかフィクションの登場人物に対して考えてしまうような作品です。
同じ作者の「わたしを離さないで」の方が「あの時ああしていれば」感は大きいかな。それだけに「わたしを~」は読んだ後の気持ちのどんより具合も激しいのですが、今回の「日の名残り」は切ないながらも最終的には主人公のスティーブンスが前向きなので、ちょっと救われます。

いやしかしこんなに私にとって当たりが続くとは、カズオ・イシグロ凄いですね。
そりゃこの「日の名残り」もイギリスのブッカー賞を取ったくらいなんで、凄いとか私が言うのも失礼かもしれないんですが、なんだろ、この方の文章や描写はかなり淡々としているのにもかかわらずページをめくらせる力が半端ない。偶然「わたしを離さないで」を知って買ってみてよかったよー。今までの海外作家に抱いていた「読みにくそう」というのが払拭されました。翻訳者さん素晴らしいお仕事です。

【リンクをクリックでネタバレ感想展開】
2007/06/30(Sat) 20:03:11
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